【要対応!】2021年3月までに消費税の「総額表示」へ切替を

これまで一般的に利用されてきた外税表記(例:1000円+税)が2021年3月末で利用できなくなります。
対象となるのはBtoC(消費者向け)です。BtoB(企業間取引)は総額表示の対象外です。

正確には、既に総額表示が義務づけられていますが、特例として上記のような「本体価格+税」の表示が許されてきました。
その特例が2021年3月末に期限を迎えます。

本稿は、あくまで二次情報ですので、まずは下記のサイトをご覧ください。


No.6902 「総額表示」の義務付け|国税庁
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shohi/6902.htm


大手ECサイトですが、サイトにより対応状況がまちまちです。
下記に例を挙げますが、利用・掲載されている方は、利用中のサービスを洗い出し、一つずつ確認することをお勧めします。

例えばAmazon.co.jpでは、サイト内の価格は「税込価格」に統一されています。 
対して、ぐるなびでは「税抜価格」と「税込価格」が混在しています。

紛らわしいのは、ホットペッパーです。
ホットペッパー”ビューティー”は「税込価格」に統一されていますが、ホットペッパー”グルメ”は「税込価格」と「税抜価格」が混在しています。

参考|消費税について(Amazon.co.jp)
参考|HOT PEPPER Beautyに掲載されているクーポン・メニューの料金は税込ですか?(HOT PEPPER Beauty)

今回の消費税総額対応は、昨年の消費増税とは異なり事前に少しずつ対応を進めることが可能です
影響範囲の大きな変更点ですので計画的な対応をお勧めいたします。