NTTからの案内??いいえ。これはポスティング広告です。
『NTTからの案内が投函されていました。どのような対応が必要ですか?』という問い合わせがありました。
まず結論から。
『これはNTT、NTTグループ会社からの案内ではありません。 インターネット接続を提供する民間企業からのポスティング広告です。
内容はインターネット接続への加入・乗り換え案内です。特に対応を取らなくてもインターネットの利用に問題・支障はありません。』
当方が複数回問い合わせを受けたことのある内容です。
いわゆる「ポスティング広告」なのですが、デザインがビジネスレター調のためNTTからの案内文と誤解し、対応が必要ではないか。とご不安になりお問い合わせいただくことがあります。
光回線のインターネットは、NTT東日本が提供する「フレッツ光」が有名です。
このフレッツ光と同じ回線・設備を利用して様々な会社から提供される「光コラボ」というサービスがあります。
有名なものですと、ドコモが販売する「ドコモ光」、ソフトバンクの「ソフトバンク光」があります。(なお、auひかりはフレッツとは異なります…難しい!)
これら光コラボは、使用する回線・速度はフレッツ光と共通しています。
フレッツ光より月額使用料が安く、特典も多いため利用されている方も多いと思います。
当方、magonoteもドコモ光を利用しています。
今回取り上げたポスティング広告も、光コラボを販売する企業が投函したものです。
上記の知識を踏まえて読めば「広告」と判断できますが、
- ビジネスレター調のデザイン
- 専門用語・NTTなどの単語が並んでいる
- 「〇〇町〇丁目にお住いの皆様」「〇〇マンションにお住いの皆様」と宛先がある
と、NTTからの案内と誤解しやすい表現であることも確かです。
このような配布物を受け取った際には、まず「差出人・問合せ先」をご確認ください。
上記の手紙の場合にも、下方に「インターネット総合代理店 株式会社〇〇〇〇」と記載されています。*モザイク処理された部分です
ご存じない会社名の場合は、インターネット検索などで調べることで会社情報を確認することができます。
それでも不安が残る場合には”手紙に記載の問合せ先には電話せずに”、NTTへ直接問い合わせることで確認することもできます。
今回は、ビジネスレター(案内文・通知文)に似せたポスティング広告をご紹介しました。
このような手紙を受け取った際に対応が必要なのかな?と不安になった場合は
①「差出人・問合せ先」を確認しましょう。
②不安が解消されない場合は、手紙記載の問合せ先には連絡せず、NTTに直接問合せましょう
当方magonoteをご利用中のお客様につきましては、このような事例について個別相談を承ることができます。お気軽にお問い合わせください。